合同会社設立からの徒然を書いています


by ssknblg
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使いやすいシステム

「使い易さはどうでも良いです。 ユーザーが慣れますは」
と言うSEに出くわした事があります。

作る手間や苦労は、その時だけのものです。
出来上がったものを、ユーザーが使うのは、毎日、何回も、何時間もです。

費用や時間の制約も有りますが、出来るだけ使い易いシステムを作りたいものです。


些細な例ですが、

データーを検索することは、どんなシステムでも有りますし、
一般的なアプリケーションと思います。

例えば、amazonで好きなプレーヤーのレコードを検索する時でも、
会社のシステムで、データーを問合せる時でも、同じ事です。

大抵は、任意のキーで検索すると、
該当するデーターのタイトルとか、要約の一覧が、表示されます。
詳細が見たければ、
その中から選んで、詳細画面を表示させる事になります。

そして、
その次のデーターの詳細を見たい場合は、
再度、一覧表示の画面に戻って、
次のデーターを選び、詳細画面を表示させる事になります。

これが極一般的な「問合せ」や「検索」の仕方です。

だけど、
次々に、データーの詳細を見たい時って有りませんか?
このロジックでは一々、一覧画面に戻らなければなりません。
めんどくさいですね。

詳細画面に「NEXT」「BACK」のボタンを設けて、
次のデーターや、一つ前の詳細データーを、
直接表示する様にすれば、良いじゃないですか。
一覧画面に戻る手間が、無くなりますよね。

そんなに難しいロジックでは無いですね。
今までの習慣? 作り手の怠慢?
かく言う私も、長年勤めたシステム部門で、
こんな問い合わせのプログラムを作って、ユーザーに使わせていました。

そんな反省を籠めて、
千春館の販売管理システム」では、

問合せ(検索)の詳細画面には、
「一覧に戻る」の他に、「NEXT」「BACK」のボタンが有ります。

一々、一覧画面に戻らずとも、
直接、次々に詳細データーを見ることが出来ます。

また、検索の結果が1件の場合は、
一覧画面を経ずに、詳細画面を直接表示する様にしています。

些細な事かもしれませんが、
この様な事を心がけてシステムを作っています。
工夫するのが、作り手の、作る楽しみでもあります。
by ssknblg | 2010-04-21 21:30 | 販売管理システム | Comments(0)