合同会社設立からの徒然を書いています


by ssknblg
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文化財建造物の保存修理 本隆寺本堂 2017年11月2日

今年の文化財建造物保存修理現場の見学は、
幸い2年ぶりに抽選が当たり、
本隆寺本堂の修理現場を見学させて頂きました。

本隆寺は、西陣(智恵光院五辻上ル)に在ります。
本堂は明暦3年(1657年)の再建で、入母屋造、本瓦葺きのお堂です。
今回の修理は、半解体修理で、
今は、瓦降しの最中です。
これまで、檜皮葺、柿葺の様子を見学したことは有りますが、
瓦葺の様子を見るのは初めてです。

素屋根に覆われています

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ヘルメットを被って中へ

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内陣 建具や金具は外されている

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上部の屋根では 半分瓦が降ろされ、土居葺板が露出した状態

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瓦が残った状態で、瓦葺の様子が良く解ります

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土居葺板の上に、葺土止めの竹

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土居葺板の上に葺土が乗せられその上に瓦が葺かれています。
瓦が3枚重なる様に葺かれています。

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平瓦の上、丸瓦の為の葺土 一番下で瓦釘が打たれています。

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降ろされていた瓦が歴史を語っています。
萬治弐年卯月吉日 深草瓦師 青山市?右?

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ふかくさ 治兵?

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深草の瓦師作の鬼瓦

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大仏(方広寺)の瓦師作の鬼瓦

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降ろした瓦は、外観と打鍵検査で
選別が行われていました。

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右:外観不良 中:打鍵鈍い音 左:良品

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作業をされてる方の会社は、
創業350年、住所は深草瓦町でした。
創建当初の瓦師の子孫が、
今でもその瓦の保存修理に携わってられる。
凄い事ですね。

連綿と技術が継承されています。


桜の頃の本隆寺

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by ssknblg | 2017-11-02 17:22 | いろいろ | Comments(0)