そんな中で、紅葉情報でまだ「色づき始め」になっている
下鴨神社に行って来ました。
糺の森は木が高く、鬱蒼としていて日当たりが悪く
紅葉するのが遅い様です。
まだまだ緑の木が多く見受けられます。
赤くなるには陽射しが必要な様です。



一本の木でも、日の当たるところは部分的に赤くなり、
面白い色取りになっています。

下鴨神社は、来週になっても、もう少し楽しめそうです。
鷹峯(たかがみね)に再度行って来ました。
光悦寺、源光庵、常照寺と、
鷹峯には良いお寺が幾つかあります。
今度の方が真っ盛りかと思っていたのですが、
少し散り始めていました。
常照寺の紅葉


源光庵の紅葉

左が「悟りの窓」、右が「迷いの窓」

光悦寺の紅葉
光悦垣のところの紅葉も散り始めていました。

帰りは、紙屋川沿いに金閣寺へ出ました。
吟松寺の紅葉

八重の山茶花が綺麗でした。

紙屋川沿いの紅葉

今年の紅葉は色鮮やかでしたが、終わるのも早そうです。
鷹峯にはこじんまりした、
良いお寺が幾つかあります。
未だ早いかと思いつつでしたが、
綺麗に色付いてきていました。
人もそんなに多く無く、静かに秋を楽しめます。
まだ暫くは見頃が続きそうです。
光悦寺、源光庵、常照寺で撮った写真です。







京都の山奥へ出掛けたのですが、
既に葉は落ちていました。
市内より5~6度気温が低い様で、
紅葉も早かった様です。

落ち葉で山肌が染まって綺麗でした。

残っていた紅葉。


川で見かけた「てん」。

行きは鞍馬を通り、
帰りは大原を通りましたが、
綺麗に紅葉していました。
その辺りが見頃の様です。
今回、
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)土屋 檜皮葺き替え」
「清水寺朝倉堂 半解体修理」
の保存修理の現場を見る事が出来ました。
今日は、清水寺朝倉堂の修理の様子です。
柱などの骨組だけ残して解体し、再び組み立てる半解体修理です。


解体する部材には、一つ一つ部材の名称や位置を記した番付札が取り付けられています。

内側見えないところの構造材には、
曲がりくねった丸太がそのまま大胆に使われています。
外からだけ見たのでは分らないところです。

舞台の左奥、緑の素屋根で覆われた建物が修理中の朝倉堂です。

修理の進め方
http://www.kyoto-be.ne.jp/bunkazai/cms/?page_id=48
京都は応仁の乱や火災で多くの神社仏閣が焼失し、
江戸時代に再建されたものが大半ですが、
多くの建物が国宝・重文に指定されています。
今回、
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)土屋 檜皮葺き替え」
「清水寺朝倉堂 半解体修理」
の保存修理の現場を見る事が出来ました。
今日は、上賀茂神社の土屋の檜皮葺き替え修理の写真を載せておきます。





檜皮は思ったより薄いものでした。
それを1.5cm位づつずらして横一列に葺いて行く作業です。
優美な曲面もえがきます。
モザイクの様で美しいです。
この様な技能が何百年も受け継がれて来ている事に感動します。
今回の催しは京都府の主催でした。
http://www.kyoto-be.ne.jp/bunkazai/cms/?page_id=64
少し色付いて、秋らしく成ってきています。



綺麗に色付くのは、下旬になってかと思います。
賀茂川には楓は少なく、雑木の美しさです。
雑木が鮮やかに感じられるのは、ほんのひと時です。
綺麗なのに感動して、あくる日カメラを持って行くと
鮮やかさが薄れていて、がっかりする事も有ります。
鮮やかなときに出会えれば良いのですが。
山歩きでは無く、町歩き。
おもに西陣界隈を散策。
長屋の奥の蜂蜜屋さんで蜂蜜を買ったり、
米屋さんがやってる洋食屋さんでお昼にしたり。
そして今日出会ったものの中で、
一番興味深かったのが、西陣織会館で見かけた西陣織の紋紙でした。

西陣織の織模様を産み出す仕組みです。
このパンチされた穴で、織糸を制御し模様を作り出します。
紋紙を見て、先ず思い浮かべたのはコンピューターです。
穴一つがON・OFFのデジタルの世界です。
コンピューターの原点です。
私がコンピューターの仕事に就き始めた頃、
データーの入力は、紙のカードか紙のテープで、
それに穴を開けて、文字を表していました。
文字はコード化されており、
タイプライターの様なパンチマシンがあり、
文字keyを押すと一文字分の穴を開けてくれました。
紋紙も良く似ていますが、
紋紙は模様を表します。
文字を表すよりずっと難しく複雑です。
どの様にして作るのか不思議でした。
その疑問は3階に行って解決しました。
紋紙を作る機械が展示して有り、
伝統工芸士の方が、実際に操作をして、
丁寧に教えて下さいました。

その方もやはりコンピューターとの係わりを話されていました。